2011年12月17日土曜日

松之山で小規模地熱発電が完成

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松之山に日本で初めて小規模なバイナリー発電所(地熱発電所)が完成しました。

この発電所は。電力会社などが出資する地熱技術開発(東京都中央区)、産業技術総合研究所などが環境省の支援を受け事業を進めてきたらしいです。

この発電所が出来たことによるメリット

その1
東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて、太陽光や風力などの自然エネルギーへの関心が高まる中、身近な温泉や農業用水などの水の流れを発電に利用する“地産地消”型の取り組みは、電力不足への対策として期待されている。
つまり環境に対してクリーンなエネルギーだと言う事です。

その2
全国初の取り組みで地域の発信力が高まる。

その3
視察や全国から人が訪れ1つの観光資源としての期待もできる。

その4
CO2の削減やクリーンなエネルギー利用で地球温暖化に貢献できる。

などなどがあげられますが、地元で期待しているのはその2とその3でしょう。

私は本日この発電所を、見に行ってきました。
地元説明会の際に、発電後の温泉はどうなるかと聞いたことがあるますが、今の松之山温泉3号井は毎分600リッター温泉が出ているのだそうです。
そのうち200リッターは松之山の旅館などに給湯し、最大では400リッターを使って発電することが可能だそうです。
現状だいと発電後の泉温は50℃程度で、その全量は現在用途がないので捨てる方向だそうです。

捨てるんですか?
勿体ないね。
本当かどうか見に行ってきましたが、まだ本格稼働していないらしいですが、量は少ないですが確かに捨ててました。

現在は毎分80リッターって感じでした(あくまでも目測)

今回地元の同意が得られたのは、温泉井戸の所有者が十日町市で、豊富な泉量があるから、少し位減っても、供給している旅館には影響がないからなのです。

しかし、資源保護の見地からいうと問題はないでしょうか?
以前から松之山は化石温泉で貴重なんだと、観光協会もPRしているじゃないですか。
松之山ポータルさいとで紹介されている部分を引用すると

松之山温泉の場合、リザーバー(分離された熱水を貯めておくところ)は、深度約3000メートル、温度約140℃と推定される。その熱水が透水性の低い岩石に封じ込まれており(これが「ジオプレッシャー」の語源)、これにより、静水圧を大きく上回る流体圧になる。熱水は、異常高圧がかかっているので、断裂を通じて一気に上昇してくる。その為、上昇する間に地下水と混合しない。

他にもいろいろ書いてありますが、イメージは石油見ないな感じで、昔の海水が地下に貯まっていると言う事です。

ですから、他の温泉地と違って、新たな温泉の供給はほとんど考えにくいと言う事です。

※この件で新潟大学準教授の渡邊先生から話を聞く機会がありましたが、松之山は海岸から直線距離で50キロ地中かに温泉たまりがあるとすると、地下5千メートルくらいと想定されます。

海抜から考えても4000メートル以上もある訳で、このくらいの距離だと海水の供給が全くないとは言いきれない、楽観論かもしれないが、逆に少しずつ供給されていることを期待しています。
とおっしゃっていました。

要するに、いつか枯れて出なくなる運命にある可能性が高い温泉だと言う事ですが、楽観論では、海水からの供給も期待できるかも、という感じです。
(細かい調査をしていませんので、埋蔵量などは分かっていません)

そんな貴重な温泉をたった一般住宅100軒分(現代住宅では20軒分との試算もあり)の発電をする為に使う意義があるのでしょうか?
源泉のバルブ操作で出さないですむ温泉を、発電の為とは言え、捨てる温泉ですが、資源保護の見地からは問題はないのでしょうか?

CO2削減に寄与しているじゃないか、とおっしゃるかもしれませんが、実はそれも怪しいのです。

松之山温泉は自噴していますが、実はその際にメタンガスを伴って自噴しています。
つまり量を出せば出すだけメタンガスの量も増えます。

地球温暖化の温室効果ガスでCO2 1とすするなら、メタンガスはその21倍も温暖化に悪影響を及ぼしているのです。

どの位のメタンガスが出ているのか分かりませんが、プラスマイナスすると、最悪は温暖化には何も寄与していないばかりか、悪影響を及ぼす可能性もあります。

今回は松之山地熱発電所問題点を書かせていただきましたが、こんな事は誰も書きません。

そのような事は、後々必ずわかります。そうなった時には期待と逆の事が起き、やはりやらない方が良かった、となるのではないでしょうか。

私の周りには誰もそんなことをいう人間はいません。

試しに、他の方の書いたブログの記事を読んでみてください、皆さん同じ方向です。

薄々気づきながら何も言わない、その事が私は大変危険な事だと私は考えます。


ほっこりと湯の山ブログ 第493話

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